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2013年9月

2013年9月30日 (月)

吹き飛んだダークフィラメント

昨日アップしたダークフイラメンとが、本日早朝に噴出しました。大きなツーリボンが見えていました。

7時頃のSDOの吹き飛んだ画像を見てください。

2013年9月29日 (日)

太陽中心付近の大きなダークフィラメント

太陽中心付近に大きなダークフィラメントがあります。既に1週間以上健在です。そして太陽の直径の1/5程あり、濃くしっかりとしたものなので、今後プロミネンスの噴出が起こりそうです。また、プロミネンス(ダーンフィラメント)の両端が落ち着いていますが、暴れ出すと要注意が必要です。昨日より長さは少し短くなっていますが、太くなっています。

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2013年9月28日 (土)

秋の雲 高層雲と巻層雲

本日は多くの小学校で運動会でした。また、中体連の大会があり、移動が多く、また駐車場に困るので原付で移動していました。こんな時は、雲を見るチャンスも多く、おもしろい雲があると停まって撮影しました。

巻層雲にかかった暈雲と風で巻き上がるような高層雲です。高層雲の上下では風の向きが違うのでしょうか。不思議な形をしていました。

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2013年9月23日 (月)

太陽面南西リムの噴出前のプロミネンス

8月22日 13時頃 太陽の南西のリムにあったプロミネンスが噴出しました。朝の撮影で噴火が変化がありそうだなと思っていました。撮影して仕事?に出かけ、戻ってきたら観測者ネットワークで「噴出」という情報が流れていましたが、時既に遅く、気付いたときには終わって痕跡もなくなっていました。

1枚目は噴出前の姿です。プロミネンスと光球の表現の仕方を変えてみました。

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また、西の縁にも、おきなプロミネンスを伴う活動域が現れました。

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そのほかの画像については、ホームページにアップしてあります。ご覧ください





2013年9月21日 (土)

久々の太陽 大きなプロミネンス

大きな静穏型のプロミネンスが東のリムから出て来ました。

静穏型ですが。北(右)の部分は、光球面に回り込んでいるだけでなく、変化も大きいです。

この手のプロミネンスは、噴出の可能性が大きいです。このままだと、光球面で地球方向に噴出なので、気付きづらいです。

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こちらはやや小さめですが、形の整った黒点です。1309210746



2013年9月16日 (月)

水害の多かった台風18号

三連休は台風でやられました。各種運動の大会が延期になり、予定が狂ってしまいました。

北関東でもたくさんの雨が降りましたが、水不足だった多くのダムがブロックしてくれましたので、利根川水系は持ちこたえました。上流に大きなダムのない鏑川の水量は危険水位だったようです。

それでも、太田市と深谷市の境の利根川はご覧にような水量でした。

新上武大橋下流の様子です。180度パノラマ。

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河原に降りる道が水没。冷蔵庫が流されていました。

Taifuu182_2




Hα太陽望遠鏡いろいろ

車の種類も用途により様々な物があるように、望遠鏡にも多様な物があります。さらに、太陽望遠鏡も各種あり、メーカーは世界で6社ぐらいでしょうか。

私の知る限り、デイスターコロナドラント ソーラーシステムソーラースコープサウザンドオークスソーラースペクトラムの6社は知っています。光学系は、リアマウントタイプのディスター、ソーラースペクタラム、サウザンドオークス、対物エタロンタイプのコロナド、ラント、ソーラースコープ、そしてインナーエタロンフィルターのコロナド、ラント、デイスターがあります。

どれが良いかは、使用する光学系や波長のシフトの有無等で左右されるので、自分にあった物がよいでしょう。世界の太陽観測所(GONGネットワーク)は、デイスタークァンタム0.4Åを使っています。GONGシステム詳細

私が今まで使ってきたH-alpha装置は、次に示します。DayStar REDiはS氏より長期間借用していました。

T-ScannerとQuantum

Tsqpe
LUNT LS50FHa

Ls50fha

DayStar Sola REDi

Redi

最近は、デイスター フィルターを使っている方は大変少ないように思えます。Quantumや IONを使っている方の情報交換ができるといいなと思っています。

外部電源が必要なQuantunやIONの課題は、手軽に観察会に持ち出せません。12ボルトバッテリーが必要になります。また、ニュートンリングの課題もあります。

反面、定量的な波長のシフトは最大の武器です。情報交換の場がほしいです。

2013年9月15日 (日)

DMK51の感度ムラ

どのカメラでも感度ムラはあります。それが単にディテクターだけの問題ではありません。使用する光学系の問題であったり、フィルターだったり、さらにはディテクター(CCDやC-MOSなど)の温度であったりします。

プロミネンスの撮影は、通常ビクセンの90mm fl=1300の長焦点を使っているので、望遠鏡本体はさほど問題ないと思います。しかし、テレセントリック系のテレビュー・パワーメイトとデイスターフィルターを使っているので、CCD以外の要因も大きいです。加えて、撮影中に通過する薄雲も影響してきます。

特に、Hαフィルターが均一な温度になっていない可能性が大きいです。これは、フィルターを回転することにより、フィルターなのかCCDなのか判別できます。

下の画像は、14日に撮影したときの感度ムラを補正するためのレイヤーマスクです。

これは分かりやすいように強調していますが、実際にはこの濃度の8~10%を使用して補正しています。(14日アップのプロミネンスは補正していません。)

Dmkdark

2013年9月14日 (土)

吹っ飛んだプロミネンス

今朝方、日本では日の出前ですが、プロミネンスの放出がありました。台風前の不安定な天候でしたが、GONGを見ると噴出途中の画像があったので、雲の切れ間をねらって望遠鏡を向けました。

薄雲を通してのプロミネンスは、コントラストが上がらないのですが久々の太陽なので強引に撮影しました。

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2013年9月 7日 (土)

新版「宇宙を見せて」の発行

恒星社厚生閣より、新版「宇宙を見せて」が発行されました。平成5年(1993年)に天文教育普及研究会より出版された「宇宙を見せて」をモデルチェンジしました。天体観望会・観察会等を開くうえでの解説書です。

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2013年9月 3日 (火)

秋雨前線でも変な雲

日本列島全体に秋雨前線がかかっています。でも、それらしくなく台風が来る前の雲みたいです。

昨日は埼玉県南東部に竜巻が発生し大きな被害がありました。そんなこともあり今日の天気は気になっていました。昼過ぎには群馬県と栃木県境に大きな積乱雲が見られました。大きく成長したため、上空の空気の流れを突き抜けるのでベール雲(積乱雲の先端)が見られました。

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その後、西の空に傾いた太陽のまわりには、きれいな彩雲が見られました。この彩雲を撮影する10分前ぐらいは、もっときれいでした。カメラを取ってくる間に、薄くなってしまいました。

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