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2012年8月

2012年8月26日 (日)

プロミネンスの放出

仕事の関係でシンチレーションの良いときに撮影できなかったのですが、プロミネンスの放出の後半を捕らえることができました。

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このプロミネンスは早朝より急激に発達して、お昼頃には消滅してしまいました。

時間があれば、変化を追って動画にでも出来たのですが、それも仕方ないです。

この時期は気温が高く、太陽観測には冷えたビールが似合います。


2012年8月25日 (土)

小さなポストフレアーループか?

土日観測者にとって、貴重な観測日ですが、太陽表面は穏やかです。南東のリムから大きなプロミネンスの上部が見えていますので、明日の様子が期待できます。(私は仕事の関係で観測できないのが残念)

そして、活動領域1553の対になっている左上(南西)の小さな黒点から小さいけれど、ポストフレアーループと思われるダークフィラメントが見られました。Big Bear天文台の画像を見ると顕著なフレアーは見られませんでしたが、ダークフィラメントの形が、典型的なループプロミネンスに似ています。

画像は、Hα線とCaK線による活動領域1553の画像です。

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2012年8月23日 (木)

夏にめずらしい幻日

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勤め帰りに西空を見ると、幻日が見えました。夏は珍しい現象です。理由は、平らな六角形の結晶が雲の中に存在しないと行けないからです。

そういえば、寒気が入り込み、雷の起こりやすい予報でしたから。

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2012年8月17日 (金)

おとなしい太陽 黒点少なく

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太陽黒点が少なくなっています。お盆で観測時間が取れることもあり、黒点だけでなく、プロミネンスも少ないのが残念です。

それでも、短時間ですが活動的なプロミネンスが時々現れます。

H Alpha Network Monitorでチェックしています。

2012年8月14日 (火)

不気味な波状の層雲

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日本列島を縦断する停滞前線の影響で、関西地方は大きな水害に襲われました。

北関東は、たいした被害もなく前線が南下していきました。

前線の南下にともない、波状の下部層雲が見られました。ちょっと不気味な雲だったのでカメラに納めました。

一番下の画像は、そのときの衛星画像です。
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2012年8月13日 (月)

垣根の裏側に

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垣根の剪定をしていると、細かい綿のような、雪のような物が飛んでいきます。

葉の裏側には、ワタムシがたくさん付いていました。アブラムシの仲間で、この時期たくさんいます。アブラムシの飛ぶ力は大変弱いので、綿のような蝋物質を身につけて風の流れに身を任せ、綿ぼこりのように漂います。


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2012年8月12日 (日)

お盆前のお仕事

明日からお盆です。今日は、お墓を掃除したり、垣根の剪定をしたりしました。

垣根を剪定していて気をつけなくてはならないことは、害虫です。まずは、スズメバチです。剪定していながら、「ブーン」という音がしました。姿は見えないが、ハチの羽の音だろうと思い、剪定を止めて静かにしていました。音が消えたので、気をつけながら続けました。

次に気を付けなくてはならないのは、イラガです。電気虫とも呼ばれ概観はウミウシのような形状をしています。多くの棘を持ち、触れるとハチに刺されたような鋭い痛みを生じます。

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私は以前に盆棚を作るのに杉の葉を採りながら、スズメバチに刺されたことがありました。暑いのでノースリーブで作業しているので、今回は特に気をつけました。

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太陽面は静か

本日は大きなプロミネンスもなく、黒点の比較的静かでした。

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しかし、西の縁に来ている活動領域1540辺りにあるプロミネンスは、長寿命の大きな物なので、明日から明後日に西の縁から見られるでしょう。

このプロミネンスは、数日前のダークフィラメントの一部です。



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2012年8月11日 (土)

本日の黒点

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本日の太陽は、大きなプロミネンスがなくちょっと寂しいです。東にある2つの黒点は、大きくないのですが、小さなフレアーを頻発しています。

要注意、黒点です。

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2012年8月 9日 (木)

ダークフィラメントの衰退

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7日に大きく発達したダークフイラメントは、衰退に向かっています。

ちょっと残念ですが、東のリムから現れる時からでしたので、寿命は大変長かったのです。

7日の半分以下まで小さくなってしまいました。

上の画像は、カルシウムK線で撮影した様子です。小さな黒点がたくさんあり、その周りにプラージュが見えます。

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2012年8月 7日 (火)

ドップラーグラムの元画像

撮影は、DayStar Quantumで撮影するときに波長を±0.3Å変化させました。出来た画像を反転し、-0.3Åには青を割り当て、+0.3Åには赤を割り当て、Hαの中心波長は緑を割り当て、RGB三色合成しました。このフイルターは、透過波長をマイコンにより制御できるのでトライしてみました。今回は早朝でシンチレーションがあまり良くなく、さらに波長のシフトに時間がかかってしまっているので、良い作品ではありませんが、こんなことも出来るのだというサンプルとしてアップしました。
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ダークフィラメントのドップラーグラム

大きなダークフィラメントが発生していましたが、本日は衰退化しています。

このフィラメントは、実は大きな大きな変化していましたので、ドップラーグラムに挑戦してみました。

作品を一番上に、次の画像は3波長の元画像です。一番下は3波長の反転画像です。

撮影は、DayStar Quantumで撮影するときに波長を±0.3Å変化させました。出来た画像を反転し、-0.3Åには青を割り当て、+0.3Åには赤を割り当て、Hαの中心波長は緑を割り当て、RGB三色合成しました。このフイルターは、透過波長をマイコンにより制御できるのでトライしてみました。今回は早朝でシンチレーションがあまり良くなく、さらに波長のシフトに時間がかかってしまっているので、良い作品ではありませんが、こんなことも出来るのだというサンプルとしてアップしました。

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2012年8月 5日 (日)

巨大なダクフィラメント

8月1日に東のリムから出たプロミネンスは、大きく成長し、巨大なダークフィラメントになりました。

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太陽表面の1/3ぐらいの長さになっています。太陽の大きさから考えると大変巨大です。


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こちらは、東のリムに行った黒点ですが、活動的なので、サージやループプロミネンスが見えそうです。要チェック黒点です。

2012年8月 4日 (土)

キッズフェスタ2012イベント

キッズフェスタ2012イベントが、前橋市の元気21プラザで行われています。群馬星の会では、親子天文工作教室を計画しました。内容は、「星座時計」です。

カシオペア座時計、北天時計、オリオン座時計を製作しました。

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今回は、会場の奥でしたので参加者がちょっと少なかったのが残念でした。

2012年8月 3日 (金)

HαとCaKで見たプロミネンスの違い

8月1日のプロミネンスは、明るいものでしたので、水素Hα線とカルシウムCaK線で撮影したものを比較してみました。

処理していて気付いたのですが、0801sun左側のリムから飛び出た部分ですが、CaKで撮影した画像は、レントゲンでヒトを撮影して骨が写っているように、中心の幹みたいな物が見えます。

多分この部分はプラズマが強いのでしょう。Hαでは、周りの部分も写り込んでいるので、消されてしまうのでしょう。

CaKで撮影できるプロミネンスは、明るい物でないと困難です。Hαみたいに解像度を上げることは大変難しいです。

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