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太陽黒点が少なくなっています。お盆で観測時間が取れることもあり、黒点だけでなく、プロミネンスも少ないのが残念です。
それでも、短時間ですが活動的なプロミネンスが時々現れます。
明日からお盆です。今日は、お墓を掃除したり、垣根の剪定をしたりしました。
垣根を剪定していて気をつけなくてはならないことは、害虫です。まずは、スズメバチです。剪定していながら、「ブーン」という音がしました。姿は見えないが、ハチの羽の音だろうと思い、剪定を止めて静かにしていました。音が消えたので、気をつけながら続けました。
次に気を付けなくてはならないのは、イラガです。電気虫とも呼ばれ概観はウミウシのような形状をしています。多くの棘を持ち、触れるとハチに刺されたような鋭い痛みを生じます。
私は以前に盆棚を作るのに杉の葉を採りながら、スズメバチに刺されたことがありました。暑いのでノースリーブで作業しているので、今回は特に気をつけました。
大きなダークフィラメントが発生していましたが、本日は衰退化しています。
このフィラメントは、実は大きな大きな変化していましたので、ドップラーグラムに挑戦してみました。
作品を一番上に、次の画像は3波長の元画像です。一番下は3波長の反転画像です。
撮影は、DayStar Quantumで撮影するときに波長を±0.3Å変化させました。出来た画像を反転し、-0.3Åには青を割り当て、+0.3Åには赤を割り当て、Hαの中心波長は緑を割り当て、RGB三色合成しました。このフイルターは、透過波長をマイコンにより制御できるのでトライしてみました。今回は早朝でシンチレーションがあまり良くなく、さらに波長のシフトに時間がかかってしまっているので、良い作品ではありませんが、こんなことも出来るのだというサンプルとしてアップしました。
キッズフェスタ2012イベントが、前橋市の元気21プラザで行われています。群馬星の会では、親子天文工作教室を計画しました。内容は、「星座時計」です。
カシオペア座時計、北天時計、オリオン座時計を製作しました。
8月1日のプロミネンスは、明るいものでしたので、水素Hα線とカルシウムCaK線で撮影したものを比較してみました。
処理していて気付いたのですが、左側のリムから飛び出た部分ですが、CaKで撮影した画像は、レントゲンでヒトを撮影して骨が写っているように、中心の幹みたいな物が見えます。
多分この部分はプラズマが強いのでしょう。Hαでは、周りの部分も写り込んでいるので、消されてしまうのでしょう。
CaKで撮影できるプロミネンスは、明るい物でないと困難です。Hαみたいに解像度を上げることは大変難しいです。
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